民間企業で働きながら公務員試験(市役所)を受験した話② 筆記試験対策

公務員試験を受験しようとしたとき、まず始めにすることは筆記試験の勉強ではないでしょうか。
私の場合は民間企業に勤めながら勉強をしていたので、あまり多くの時間を取ることができませんでした。
転職で公務員試験を受験を考えている方の多くは仕事をしながらの受験になるかと思いますので、一番この筆記試験対策に頭を悩ませると思います。
ちなみにあまり勉強の時間を取れないのはわかっていたので、私は専門科目がない市町村を選び、教養のみしか勉強していません。
多くの市役所は専門科目はないと思うのですが、政令指定都市などは専門科目があるので、そういった所を受験しようとしている人は相当な覚悟をもって勉強しないと受からないと思います。

私がどのくらいの時間勉強したかというと、勉強期間は約5ヵ月。
基本的には週末どちらか一日8時間程度に加えて通勤時間(すべての時間ではなく、平均すると往復で40分くらい)でした。
土日両方勉強するべきだったのでしょうが、平日は仕事で疲れている上、これに土日勉強となると頭がおかしくなりそうだなと思ったので、土日どちらか一日だけまとめて時間を取り、一日はリフレッシュのために勉強はしませんでした。
この時間はかなり少ないと思います。当然全範囲勉強はしておらず、かなり範囲は絞って勉強しました。

私が勉強した分野は下記になります。
・数的処理
・時事
・英単語

これ以外の分野は全く勉強しなかったわけではないですが、試験前に過去問をやった程度です。
ですが、この狭い範囲でも十分に合格を狙うことができます。
勉強をしなかった社会科学、人文科学などについては範囲が非常に広く、範囲を網羅しようとすると、時間のない転職組は時間が到底足りません。
また、勉強せずとも一般常識や中学校までの知識で2または3つまで選択肢を絞れたりするので、多少ですが得点が見込めたりします。
逆に数的処理は、じっくり考えればわかるのですがそんな時間がなく、ある程度は解き方を覚えていないと終わりません。配点的にも大きいので数的処理は数学の不得意関係なく必ず勉強してほしい分野で一番時間を費やしてほしい分野でもあります。
時事についてはそこまで勉強量が多くないので、やっておいた方がいいのと、英単語については私が極端に英語が苦手なので、英単語ぐらいはと思い通勤時間に勉強していました。


具体的な勉強方法は、各自やり易い方法でいいと思うのですが、私のおすすめは各分野問題集は一冊にして2周やるといったやり方です。
複数買っても恐らく転職組はやりきる時間がないでしょうし、数的処理は解き方を覚えないといけないので、同じものを繰り返すことでより覚え易くする狙いがあります。
直前は過去問を勉強をしていない分野も含め解き、問題に慣れておけば、合格ラインは越えられると思います。

もちもん時間があれば、他の分野も勉強して得点アップを狙っていってほしいですが、詰め込みすぎて他を忘れないようにバランスを考えながらどこまで勉強するか考えて取り組みましょう。
決して全範囲を勉強するような試験ではないと私は感じました。


次回はエントリーシートについて書いていきます。